ロスワンブルー(ROS1患者の憂鬱)

薬剤

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ロスワンブルー・・自分だけ?ザーコリ効かなくなったらどうしようって不安になること。まあ服薬してまだ半年なので、まだまだ効果は続くのかもって気持ちもあり・・(2018/9/27更新)

今のところ適応症に「ROS1融合遺伝子陽性」とはっきり謳っている保険適用の薬はファイザー製薬の「ザーコリ」(一般名:クリゾチニブ)だけなんですよね。

別の記事でも書きましたが、ファイザー製薬の第三世代ALK融合遺伝子適用の新薬「ロルラチニブ」が今製造承認審査中ですが、こちらはザーコリの様にROS1にも適用されるという情報は今のところありません。

ファイザーのロルラチニブ、早期承認へ
今年1月に製造販売承認を申請していた、第三世代のALK阻害薬、ファイザー製薬の「ロルラチニブ」が6月8日、厚労省の優先審査の対象になったとの通達があったそうです。

そこで、自分的にもしも今の時点でザーコリが無効になった場合の二の矢は・・

一応日本肺癌学会では治療のガイドラインが定められていて、それの2017年版では、次の図のようになってます。

この図での「それぞれに対するキナーゼ阻害剤」が私の場合は今処方されているザーコリで、その次は「細胞傷害性抗がん剤」とあります。これが従来のいわゆる抗がん剤ですね。

なので、もしザーコリが効かなくなったら、次は普通の抗がん剤ということになります。

以前主治医先生にザーコリ耐性ができたらどうなります?って聞いたら、

「ザーコリが効かなくなっても、テセントリクって薬が最近発売されたし、選択肢はまだまだありますよ」って教えてくれたんですよ。

そして「テセントリク」って名前だけ覚えて帰ってWEBで色々調べたりしてたんですけど、とりあえずは通常の抗がん剤、その次にテセントリクかもしれないです。

かもしれないというのは、このガイドラインにはまだテセントリクの存在が反映されていないから。

テセントリクは一世を風靡した「オプジーボ」と同じ「免疫チェックポイント阻害薬」で、2018年4月に発売されました。

オプジーボが免疫細胞のPD-1に結合するのに対してテセントリクはがん細胞のPD-L1に結合するという違いはありますが、両者とも免疫細胞のPD-1とがん細胞のPD-L1の結合を阻害する、という作用機序は同じです。

一応オプジーボもテセントリクも肺腺がんの場合はPDL-1の発現率にかかわらず適用されるみたいですが、オプジーボが2週ごとに投与に対し、テセントリクは3週ごとに投与となっています。

通院で使うならやっぱりテセントリクが有利ですね。

でも結局の所、どっちがよく効くのか、そこなんでしょうけど、こればっかりはやってみないとわからない。

がんって、百人百様ですからね、症状も経過も薬効も。

 

まだザーコリが順調に奏功してますので、杞憂かもしれないのですが、いかんせん相手はがん君ですから、油断禁物、理論武装しておかないといざというときに的確な判断ができなくなりますもんね。

 

・・とりとめないなあ・・スミマセン。

肺がん薬剤大全(随時更新)
自分は肺腺がん4期の診断を受けています。WEBで肺がんに関するページを読んでいろいろ勉強したりしてます。そこで出てくるお薬の名前、なかなか覚えられないですよね。

 

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(野沢雅子、もとい、悟空の声で読んで下さい)

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