別の記事で「ラジオ波焼灼療法」について書きましたが、焼くのではなく、凍らせるという真逆の治療もあるようです。
リアルタイムのCTを見ながら電極(針)を刺すのはラジオ波療法と同じで、この凍結療法は、その針先を液体窒素で冷却して周りの癌を凍結、壊死させるという方法だそうです。自由診療なのもラジオ波と同じです。
そして、治療効果はラジオ波療法と同じ、そしてメリットとして、痛みが少ない、ということだそうで、ラジオ波では熱くなる→痛みとして感じるのに対し、凍結療法では冷たくて神経が麻痺するので、そもそも痛みを感じないと。なるほどですね。
もし自分がラジオ波か凍結かどちらかの治療を受けるとすれば、この凍結療法かなあ、と思いますが、いかんせん実施している医療機関が少ない。肺がんに適応しているのは東京の亀田クリニックと慶應義塾大学病院の2つだけみたい。
ちょっと遠方で無理っぽいかなあ、まだ保険が効くなら考えますけどねえ・・慶應は卒業者割引とかないのかなあ、ないよね、嫁ちゃん?
はい、以下、亀田クリニックのHPからの引用です。昔、こんな形のゴムに入ったアイス、ありましたよね(*^^*)
当院の外科治療のひとつの特徴として肺がんに対する凍結治療があります。
最近はCTにより超早期肺癌と言われる小さな肺癌や、他臓器の癌からの小さな肺転移が見つかるようになりました。その場合でも標準治療は手術ですが、手術以外の低侵襲治療もあります。非手術治療で代表的なものは放射線治療(定位照射あるいはピンポイント照射)ですが、亀田総合病院では肺癌に対する低侵襲治療として“凍結治療”も行っています。放射線照射と比べた凍結治療の最大の利点は“肺機能がほとんど低下しない”ことです。
凍結治療に用いられる針は、その周囲約4-5cmの範囲で癌とその周囲の正常組織を凍らせます。以下の図は水の中に凍結針を入れて凍結させた写真ですが、体の中でもこのように組織が凍結されます。
お前たちちっともクリックしねえなあ、オラ、がっかりすっぞ!!
(野沢雅子、もとい、悟空の声で読んで下さい)

<ラジオ波焼灼療法についてはこちらをどうぞ。>

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