エヌトレクチニブ、ROS1奏効期間中央値24.6カ月

エヌトレクチニブ

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2018年9月26日、中外製薬は開発中のエヌトレクチニブがROS1患者に対して奏功期間が2年以上であることを発表しました。

以前にもエヌトレクチニブの記事は書きましたが、治験結果のデータが出てきたようです。なにぶんどんな分子標的薬もいずれ耐性ができるということを考えれば、奏効期間中央値24.6ヶ月はそこそこ心強い数値ではないでしょうか。ザーコリ(クリゾチニブ)は19.7ヶ月というデータがあります。

また、エヌトレクチニブは中枢神経系(CNS)に転移している腫瘍を患者さんの半数以上で縮小させたとのこと。現在第II相治験中ですが、ROS1に対する薬剤がザーコリだけしかない現状を鑑みれば、1日も早い承認、発売が望まれます。

<以下引用>

ロシュ社は24日、臨床開発中のentrectinibの主要な第II相臨床試験(STARTRK-2)、第I相臨床試験(STARTRK-1)、および第I相臨床試験(ALKA)の統合解析の結果、ROS1融合遺伝子陽性の局所進行または転移性非小細胞肺がん患者さんの77.4%(奏効率、主要評価項目)で腫瘍の縮小が認められたことを発表しました。さらに、このentrectinibの効果は2年以上にわたり持続していました(奏効期間中央値:24.6カ月、主要評価項目)。特筆すべき点は、entrectinibは、中枢神経系(CNS)に転移している腫瘍を患者さんの半数以上で縮小させたことが挙げられます(頭蓋内奏効率:55.0%、11/20例、副次的評価項目)。

2018年09月26日|ロシュ社が開発中のentrectinibはROS1陽性の肺がん患者さんに対し2年以上にわたる持続的な効果を示した|ニュースリリース|中外製薬
エヌトレクチニブについて
このブログのタイトルでもあるように、私は肺腺がんでROS1融合遺伝子が陽性のタイプなのです。
肺がん薬剤大全(随時更新)
自分は肺腺がん4期の診断を受けています。WEBで肺がんに関するページを読んでいろいろ勉強したりしてます。そこで出てくるお薬の名前、なかなか覚えられないですよね。

 

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(野沢雅子、もとい、悟空の声で読んで下さい)

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