ソフト食っときゃ、ではないですよ、ソフトウェア、ね^^
自分は半導体というか、電子部品というか、の設計を長年やってるんですけど。
具体的にどんなモノかっていうと、CPUとかDRAMとかフラッシュメモリとかその他周辺回路とか、
要はコンピュータ関係のハードウェア、ですね。の設計の仕事をやってるんです。
トップの画像は多分1950-70年代のコンピュータの写真で、自分が子供の頃、よくTVで見たコンピュータが正にこんな感じでした。
今はもうひとりに一台みたいな感じになってますが、コンピュータの構造ってこのころとほとんど変わってないんですよね、
もちろん、性能は今のスマホでさえ何万倍?、何千万倍?もよくなってるのでしょうが、その差は大きくは結局微細加工技術の差、筐体が同じ大きさなら中に部品をたくさん入れられますからね^^
ほんで、昔も今も一般的なコンピュータの基本概念は「ノイマン型」と呼ばれているもので(諸説あり)、
簡単に言えばプログラム内蔵型電子計算機ってことになります。
このプログラムがいわゆるソフトウェアで、コンピュータのハード(電子回路)に対してどのように動作(処理)するかの命令を書いたものなんですね。
ほんで自分はまあいわゆる理系の学校を尾席で出て、なんとかかんとかハードの設計の仕事を続けてきたのですが、この歳(定年間近)になって思うんですよ、どうせならソフトやっとけばよかったかなあ、って。
と言うのは、定年後の話。
老後2000万円問題とか、あるじゃない、そう、これから老後を迎える人はそれなりの蓄えがなければ死ぬまで働き続けないといけないわけで。
ソフトの仕事はフリーランスとして成り立つんですけど、ハードはそれが難しい。
ハードの設計はメーカーごとの個別の技術(特許もそうですね)がからんでいて、到底在宅で請負なんてことはできない。
それに、設計に使うソフトがめんたま飛び出るくらい高価で到底個人で買えるレベルではないですから、もし仮にフリーランスでやるとしても、客先常駐は必須になります。
そう、凡庸なハードウェア設計者は会社辞めたら全く潰しが効かないんです。
でもソフト(アプリ)なら、
Windows、Android、Iosなど様々なプラットフォームがあり、その仕様はある程度オープンにされていますから、個人が在宅で仕事しやすいんですね。
どうせコンピュータ関連に身を置くなら、ソフトをやってたほうがよかったかなあ、なんていまさら思うわけです。
今からソフトの通信教育受けてみようかな、なんて。
お前たちちっともクリックしねえなあ、オラ、がっかりすっぞ!!
(野沢雅子、もとい、悟空の声で読んで下さい)

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