久しぶりに引っ張り出してきました。
MTR(マルチトラックレコーダー)です。MTRって?簡単に言えばミキサーとICレコーダを合体させたものですね。
ご存知とは思いますが、今日のいわゆるポップス、ロック、歌謡曲などは伴奏、ボーカル、全てのパートが「せーのっ!」で同時に演奏して録音されるわけではありません。
まずはカラオケを作って、そしてボーカルを入れる。
カラオケ(伴奏)も、ベース、ドラム、ギター、キーボートなど、パートごとに録音して、それを重ねていくのです。
それぞれの何十ものパート(トラック)を別々に録音して
最終的にバランスをとってL+Rの2chステレオに仕上げるのです。
器用な人はそれを全部一人でやってしまったりするんですよね。
スティービーワンダー、ポールマッカートニー、原田真二 とか。
そう言えば、東京事変ってバンドは「せーのっ」でやっていたとベースの亀田さん(椎名林檎さんの師匠的な存在)は何かのインタビューで語っておられましたが。
まあそれでも各楽器に別々のトラックを割り当てることは必須ですので、MTRはやはり必要ですよね。
昔はオープンリールテープレコーダーで録音していました、トラックが多いので、すんごいぶっといテープを使って。
もちろん、当時子供だった自分が手に入れられるような代物ではありません。当時で数百万、とかするものでした。
それが今ではデジタルMTRとして数万円で誰でも扱えるようになったのですね。それが私のおもちゃになってると^^
ほんと、長いこと生きてるといろんなことがあるよなあ、とかアホみたいなステレオタイプ言ってみたり、
あとどれくらい生きられるんだろうとか考えてみたり・・・
ああ、ほんで、何して遊んでるか?
もともとはバンドでドラムをやってまして、そのバンドの練習を録音するために買ったのですが、その後はもっぱら嫁のカラオケの録音をやってます^^;
それでも、ボーカルのピッチ(音程)があやふやな部分だけ録り直したり(パンチイン/アウトと言います)、それなりに機能は使ってますよ^^
で、引っ越しを重ねていたこともあり、(やっと今の住居が終の棲家になりそうです)一年ぶりくらいに自宅スタジオ再開しようとMTRを出してきたのはいいのですが、使い方を1ミリも覚えていない(爆)
覚えているのは電源の入れ方だけw
また分厚いマニュアルとにらめっこが続きそうです。
私たちの作品です。
お前たちちっともクリックしねえなあ、オラ、がっかりすっぞ!!
(野沢雅子、もとい、悟空の声で読んで下さい)
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