自分は2017年12月に肺腺がんステージ4の診断を受けました。そうなんです。年末が来ると1年生き延びたと実感するわけですね。
ほんで、大晦日はガキつかを見てて、紅白は録画しとりました。今日1月11日、初めて録画したものを観てみました。もともとそんなに興味はありませんので、早送りでね。
今回の紅白は歴代最低の視聴率だったと。まあ、それはしかたないでしょう、NHKの落ち度ではないと思いますね、なぜなら、昔と違ってそもそもTV以外のメディアがたくさんあるんだからしかたない。自分が好きな曲、ミュージシャンのビデオクリップはいつでもyoutubeで見れるし、コンテンツのクォリティーもそっちの方がよかったりするのですから、わざわざ紅白みる必要性が薄れてる。
そして、自分は録画ファイルを頭からつらつら見て行って、止めてみたシーンは
RADWIMPS、KING GNU、聖子ちゃん。
RADWIMPSは今ツインドラム体制になっていて、サポートで参加しているのが東京事変の刄田綴色(はたとしき)さん。ひとつのバンドにドラムセットが2組って、なかなか珍しくて、どういう経緯でそうなったのかは知りませんが、向かって右側で叩いていたのが刄田さん。
「あ、トシちゃん、今年も紅白でてるやん、」ってちょっと嬉しくなった。そう、ファンなんです。彼のドラムは手数が多くて独特の雰囲気を持ってるのですが、他にも好きなところがあって、それは「叩いていないときw」
もし紅白録画されている方は一度観てみてください、右側のドラムの人、ドラムが休みのとき、なんかお神楽を踊ってるように見えませんか?そう、体で表現しているんです。でも、奇をてらってるとか、目立ちたがり屋とかではないんですよ。それは、
みなさん、幼稚園の頃、音楽の時間、カスタネットやりませんでした?それで、打つとき、休む時、リズムをとったでしょ(タン、ウン、タン、ウン)って(ウンが休みですよ)
で、ウン、のときは掌を上に向けてちょっと下におろしながら、リズム取ったでしょ、そして先生に言われたでしょ、「休むところも本当に休んだらダメですよ、休むところもリズムを感じないといけませんよ」って。
そう、刄田さんはそれを大人になってもそのまま体現されているんですね。(ほんまかいなw)。
それで、KING GNU は最近ネットで話題なってるようなので、どんなんかなと思って。
最後に聖子ちゃん・・・ちょっと?痛々しかったかなあ・・まるで初老の女性が若きころの聖子ちゃんのコスプレをして歌ってる様になっていた・・・ってまあそれはそれで正解と言えば正解か・・・。
キーもどうやら半音下げていたみたいですね・・半音・・くらいなら下げずにでも歌えそうなのに・・絶対音感のある人はキーが変わったら違和感覚えますから(自分にはありませんが)、オリジナルキーで歌うに越したことない・・半音くらいなら下げずに頑張れなかったのかなあ・・ダメだったんでしょうね・・たかが半音、されど半音かあ、、
あの、ディスってるわけでななくて、自分聖子ちゃんと同じ学年で、ファンだったんです。大阪のファーストコンサート、確か大阪厚生年金会館中ホールだったかな、観に行ったもん。18の時ね。
今でも当時のヒット曲に合わせてドラムを叩くのはとても楽しいです。
ともあれ、聖子ちゃん、よくがんばったね。歌う前に「前すみません」って何度も言いながら出演者たちの前を横切ったとき、なんかいいなあ、と思った。あれだけ歌で一世を風靡して、私生活でもスキャンダルを色々提供した一大スターだったのに、今はすっかり普通の人になったような。
多分彼女も自覚しているのではないだろうか?自分がもはやスター気取りできるような存在ではないってことを。そんな気がして、それでもNHKに(ひいては国民の皆様に)請われて歌う聖子ちゃんの姿を何度も巻き戻して観てたら、思わず涙が出てきた・・・・馬鹿ですね。
お前たちちっともクリックしねえなあ、オラ、がっかりすっぞ!!
(野沢雅子、もとい、悟空の声で読んで下さい)
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