今まで知りませんでした。肝臓がんでは一般的な治療法のようです。
先日肝臓がんの家族の方かな、のブログを拝見してまして、「ラジオ波」っていうキーワードに目がいったんですね。
「ラジオ波」は読んで字のごとくかな、AMラジオの周波数帯の電波とのことで、この電波のエネルギーを使ってがん細胞を焼いてしまおう(正確には凝固壊死させる)というものです。少し細かい話になりますが、「ジュール熱で」ということですから、電波というより、高周波電流と言ったほうがいいかもしれません。
それで、肺がんには使えないのだろうか?と早速ググってみたところ、肺がんでも応用している医療機関はあるようです。
ただ、肝臓がんには保険適用ですが、肺がんでは適用外、自由診療となります。
それから、この肺がんに対するこの医療方法の適応は2004/12/01~2013/11/01の間先進医療に認定されていたようですが、その後自由診療になっています。当時先進医療として治療実施していた医療機関では今でも自由診療で続けているみたい。
別の記事でも書いたのですが、この「先進医療」って言う制度、ほんとによくわかりません。
一時先進医療に認定されていたということは、その間治療成績のデータを取っていたはずで、それで効果があれば保険適用になっていたはずなのかな?今適用外なのは効果がなかったのかな?でも今でも自由診療としてでも治療を実施しているのは、やはり効果があるからなのか、もしそうなら、保険適用にしてもいいのでは?ってな具合で考えれば考えるほどグルグル回ってしまう。
もし自分がこの治療のお世話になるかどうか決める際には、「なぜ保険適用にならないのか」、ここのところを小一時間くらい問い詰めたいです。うそです。とりあえず聞いてみたいです。

さて、この療法については、岡山大学病院のHPで詳しく紹介されています。費用は40万円くらいとのこと。がん細胞を焼いてしまうので(少し広めの範囲で)、手術で切り取るのとほぼ同等の効果があると。それなら、40万円の出費はそう大きくないと思います。
というのは、もし仮に根治を狙って外科手術を受けるとして、保険適用なら3割負担、さらに高額医療費の還付制度があるので、出費はそう多くないでしょう。
ただ、入院日数(収入減に直接響いてくる)や、遠方の病院に入った場合(外科手術は岡山大学病院を勝手に想定)の移動費(見舞いの嫁も含めて)、などを考えると、地元の病院(大阪市立大学附属病院など)でこのラジオ波の治療を受けてもトータルの負担はそんなに変わらないのかもしれないなあ、とか思っています。
ともあれ、今回知ることになったこのラジオ波の治療法、自分的にはまた治療の選択肢が増えたなと、心が少し軽くなりました^^
お前たちちっともクリックしねえなあ、オラ、がっかりすっぞ!!
(野沢雅子、もとい、悟空の声で読んで下さい)


<追記>
焼くのではなく、凍結するという方法もあるようです。

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