先程「ROS1 寛解」ってキーワードでググってたところ、見つけた記事。「肺がん勉強会」という呼吸器内科のお医者さんが書いておられるブログです。
ブログタイトルは「ROS1再構成非小細胞肺癌に対するセリチニブ（ジカディア）の効果と安全性を見た第２相試験」です。
セリチニブ（ノバルティス社）のROS1に対する治験が実施されていたのですね、知らなかったです。
このブログによると、2013年6月-2016年2月の間、32例のROS1再構成を持つ患者が登録され、結論としてセリチニブは様々なラインの化学療法後で治療されたROS1再構成非小細胞肺癌において強力な臨床的効果を示した、とあります。
ただし、「2人の患者以外の全ての患者がクリゾチニブ未使用であった。」とのことですので、ザーコリ（クリゾチニブ）の次の薬剤としての効果はほとんど確認できていないと考えるべきでしょうね。
現時点でROS1陽性が判明している人はほぼ全員ザーコリの使用歴があるのではないでしょうか？なので、やはりザーコリ治療歴のある人に対する効果を見るのが重要かと思うのですが、ただ、ROS1陽性の患者は数が少ないですからね。現状ザーコリが効いてる人にザーコリをやめさせて治験するわけにも行かず、かと言ってザーコリを服用していたが、増悪してきた、って人がどれほど存在するのかってことにもなるような気がしますね。
もしかしてROS1の分子標的薬はもう出て来ないんじゃないかな、なんてことも考えてしまいますよね。
通常の抗がん剤、免疫チェックポイント阻害剤、手術・・も視野にいれつつ今はザーコリとケトンでがんばる、耐性が出ないことを祈りつつ・・そんなところかなあ、
考えようによっては治療法も選択肢もまだまだある、大丈夫＾＾
なのかもしれません。
ああ、あと、三谷社長の肝いりで楽天が出資している、光免疫療法、これにも期待したい、日本でも治験が行なわれているようですし。あと2年、3年、5年？
また調べたら書いてみますね^^
お前たちちっともクリックしねえなあ、オラ、がっかりすっぞ！！
（野沢雅子、もとい、悟空の声で読んで下さい）
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