ガンを告知された時、人それぞれ思うことは違うのかもしれませんが、やっぱり多くの人は今はまだ死ねない・・そう思うのではないでしょうか?
私の場合はもう四捨五入すれば還暦な年齢ですから、子供たちはもう成人して立派に自分で稼いでいますので、その点は安心、というか、これでもう自分の役目は果たしている?ので、もうほぼ死んでもいいかな、って思ったんですよ。
でも、妻のこと。私達は再婚で、妻とはまだ新婚なのですが・・
ガン告知前に中古のマンションでも買おうか、家賃払い続けるのも同じだし、もし俺が死んでも団信でチャラやし。
とか言ってたんですよ。
そんで、物件も決まり、不動産屋さんからの「住宅金融支援機構のローンの審査が通りましたよ」、って連絡とほぼ同時に肺腺がんの告知。
まあ当然のごとくその物件の購入はキャンセル。団信入れないので、自分が死んだ後が心配でしょ。
普通の生命保険も、子どもたちが成人したことで大幅に減額してしまってたのもありまして。
ところが、ROS1陽性が判り、ザーコリを服用したところ、このほか治療成績がいいものですから、
「もしかしたらこのまま行けるんちゃうか?」ってな関西人的なノリ?で再度トライ。
ええ、買っちゃったんですよ、マンション。
もし自分が死んでも妻がなんとか自力で返済できるかな・・ってなレベルの借金を背負ってしまったのですね。
そうんなんです、自分、死ぬわけに行かないんです。
なので、標準治療のザーコリだけではなく、ケトン食療法も頑張ってます。
大好きだったビールももう半年、全く飲んでません。
ええ、死ぬわけには行かないんです。
絶対に完全寛解してみせますとも。
お前たちちっともクリックしねえなあ、オラ、がっかりすっぞ!!
(野沢雅子、もとい、悟空の声で読んで下さい)

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